昭和区社会福祉協議会発信!福祉情報紙
こころんねっと 第9号
2008年(平成20年)10月
●目次
1ページ目
特集 地域で災害に備える
■昭和区の四つ葉のクローバー
2ページ目
特集 地域で災害に備える
3ページ目
■セカンドライフ開拓史
■障がい者のノーマライゼーション「自分らしく生きるために」
■専門家に聞く 健康長寿のための習慣
■子育てママとパパの味方 こんなの、みぃ〜つけた!
4ページ目
■「昭和区をこんなまちにしたい!」あなたの声を聞かせてください
■昭和区共同募金委員会からのお知らせ
■玉腰先生のココロまんぷくお料理レシピ
■投稿王国
■講座・案内
■編集後記
1ページ目
特集 地域で災害に備える
東海地方では近い将来、高い確率で大地震が発生すると言われています。各家庭で災害に備えるのはもちろん、地域全体で防災の意識を高め、災害時には住民同士が助け合うことが求められています。今号では、地域における自主防災のさまざまな取り組みをご紹介します。これを機会にあなたの住む地域でも防災について話し合い、備えを万全にしませんか?
[写真]町内会防災訓練の様子(要援護者の避難支援、初期消火訓練、救出救護訓練、応急手当訓練)
■地域防災
地域の防災力を高めるお手伝い
【なごや防災ボランティアネットワーク昭和】
災害が発生した場合、被災者のニーズを吸い上げ、ボランティアを派遣する災害ボランティアセンター。今年8月末の大豪雨では名古屋市にも設置され、昭和区からも延べ18名のボランティアが参加、家財道具の運び出しや清掃を行いました。災害ボランティアセンターは発災時に設置されますが、昭和区でその運営をサポートするのが、「なごや防災ボ ランティアネットワーク昭和」です。昨年11月に立ち上げられ、現在会員は35名。平時には、地域住民とともに防災について学び、助け合いのネットワークづくりを行っています。
具体的な活動としては、町内会や学区で行われる防災訓練への参加や、地域住民へのセミナーの開催などです。8月に広路学区女性会で行われた防災勉強会では、代表の小塚さんが、阪神・淡路大震災の映像を交えながら、地域防災に必要な事柄を説明しました。なかでも強調していたのが、自助・共助の大切さ。「消防車や救急車の 台数(の少なさ)を考えると、多くの命を救えるのは、被災地の人自身なのです」。大規模災害が発生した場合、行政が即座にきめ細かい対応をするのには限界があります。電気・ガス・水道のライフラインが寸断された場 合の生活や、プライバシーのない避難所生活を考えると、家庭や地域住民が主体となって被災後の生活を守る手だてをあらかじめ打っておくことが必要です。勉強会では「自分たちでやらなかんね」「うちの町内でも防災会議を開きましょうよ」と熱心に話し合う声が参加者から聞こえてきました。
【お知らせ】
「なごや防災ボランティアネットワーク昭和」では各種の勉強会に無料で講師を派遣しています。
【問合せ先】昭和区社会福祉協議会 TEL:884-5511
[写真]小塚さんの話に熱心に耳を傾ける参加者
●昭和区の四つ葉のクローバー
昭和区の住みよい地域づくりのために活動する人や団体を紹介します。
■特別編1
気軽に楽しく防災を学べる場を作りたい
学生サークル「震災ガーディアンズ」
名古屋大学の学生を中心に、地震の防災啓発を主として活動している「震災ガーディアンズ」。阪神・淡路大震災で地域の人々のつながりが大切なことを知り、地域や街づくりに対して何かできることはないかと発足しました。「気軽に防災、楽しく防災」をコンセプトに、地震発生前後が擬似的に体験できる「震災シミュレーションゲーム(地震すごろく)」を製作したり、防災イベントでは実際に参加者と町歩きをし、地震すごろくを作るワークショップを行ったりしています。今後は、障がい者のためのすごろく作りも視野に入れているそう。健常者や障がい者、子どもから高齢者まで、立場や世代を超えて防災を学べる場が作れれば、と夢は広がります。
【お知らせ】
「震災ガーディアンズ」では市内に在学中の大学生・大学院生のメンバーを随時募集しています。「震災シミュレーションゲーム(地震すごろく)」の貸し出しも行っていますので、詳しくはお問い合わせください。
【問合せ先】 震災ガーディアンズ
TEL:080-5118-2852
E-mail:shinsai_g@yahoo.co.jp
[写真]子どもから高齢者まで気軽に防災を学べたらと考え出された「地震すごろく」
■特別編2
ハンドトリートメントで癒しのひとときを
ペガサス会
昭和区や熱田区を中心に活動している「ペガサス会」は、ハンドトリートメント(マッサージ)を行うボランティアグループです。毎月一回、15名ほどのメンバーが交代で社会福祉協議会を訪れ、普段は他人をケアする立場にある方々にハンドトリートメントで癒しのひとときを提 供しています。「施設の利用者さんにやってあげたい」という要望で講座を開きましたが、次第に介護をする人自身がハンドトリートメントを受けたいとの声が高まり、今年2月から社協での活動を始めました。「ケアする立場の人をケアすることができれば」と、代表の鬼頭さんはおだやかに話してくれました。
【お知らせ】
ペガサス会ではハンドトリートメントをするボランティアを募集しています。
活動日:月の最終日(土日の場合は金曜日)午後2時〜4時
場所:昭和区社会福祉協議会
【講座のお知らせ】
ボランティアをするには2〜3回のレッスンが必要です。
10月9日(木)、10月21日(火)両日とも午後1時30分〜3時
場所:昭和区社会福祉協議会 2Fボランティアルーム
参加費:300円
【問合せ先】昭和区社会福祉協議会 TEL:884-5511
[写真]肘から指先まで15分程かけてゆっくりとマッサージします
●社会福祉協議会ってなに?
社会福祉協議会は、誰もが安心して暮らすことのできる昭和区のため、住民のみなさんと一緒に福祉活動を計画し、実施していく民間の団体です。
マスコットキャラクター 「こころん」:あたたかい心で福祉のタネをまくイメージから生まれました。
こころんねっとは賛助会費を財源として作成しています。
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■地域防災
“顔の見える”自主防災の取り組み
【白金学区】
白金学区で今年度から学区長をつとめる長尾さんは、福江2・3第1町内会の会長として、町内の自主防災に携わってきました。4〜5年かけて取り組んできた結果、災害用テントや仮設トイレ、食料にいたるまで多くの物資を備蓄するだけでなく、いざという時は組単位で行動することや、災害時要援護者の避難の手はずを整えてきました。
白金学区の20町内会すべてが同じような備えをしているわけではありませんが、「町内でできなくとも、学区でならできることもある」と考え、行政からの補助金で、各町内にヘルメットや旗などを用意したり、高齢者世帯に警報機を設置しました。今後は、学区にある5つの公園に災害対策用トイレの導入を検討しています。さらに、そこを各町内の自主防災組織が拠点にすることで、災害時の町内の警備にあたることも考えています。
福江2・3第1町内会では公園の清掃やお祭りを通じて、顔の見えるつながりを大切にしてきました。 こうした関係が、災害時に互いに助け合える基盤となります。「白金学区は昭和区 の中で一番小さい学区なので、それを利点としてつながりを築いていきたい」と話す長尾さん。高齢化率の高い町内の自主防災組織に、他の町内の若者を配置するなど、町内を超えたネットワークづくりを実現。住民の主体的な参加で、自然に助け合える環境が整ってきます。
[写真]福江2・3第1町内会で行われる防災訓練
■地域防災
「助け合いの仕組みづくり」を実践する
【藤成・塩付6北町内会】
能登半島地震や新潟県中越沖地震では、高齢者や障がい者などのいわゆる災害時要援護者をあらかじめ把握しておくことで、発災後に安否の確認や避難の誘導を地域住民が組織的に行うことができました。
名古屋市でも昨年から、「助け合いの仕組みづくり」を地域住民が主体となって行うよう勧めています。これには主に次の3つの行程があります。
□支援を必要としている人(災害時要援護者)の把握
主に一人暮らしの高齢者、一人で避難できない障がい者、災害情報の収集が困難な人
□個別支援計画の作成
支援を必要としている人を、誰がどのように支援するのか
□「助け合いの仕組み」が機能するかの訓練
藤成・塩付6北町内会では、今年5月から一人暮らしの高齢者や高齢者世帯を対象に、助け合い名簿を整備してきました。自主的に助け合い名簿に登録した人の中で、個別に支援が必要な場合は、障がいや病気の状況、またどのような支援を必要とするかを申請します。こうした災害時に支援を必要とする人には、一人につき一人の支援者(おもに町内会の組長)が決められています。9月には防災訓練が行われ、消火や応急手当、炊飯の訓練とともに、「助け合いの仕組 みづくり」の訓練もあり、支援を必要とする人への安否確認・救 出救護・車イスや担 架を用いての避難所 までの搬送など一連の流れを確認しました。
現在この町内で名 簿に登録しているのは41名、そのうち16名が個別支援を求めています。こうした取り組みにより、住民同士のつながりが強まり、日頃から声をかけ、 地域全体で高齢者や障がい者を見守ろうという意識が高まってきています。
※「助け合いの仕組みづくり」の詳細は名古屋市のホームページをご覧ください。http://www.city.nagoya.jp>暮らしの情報>消防と防災>防災
[写真]70人程の会合では、他の町内会からの見学もありました
[コラム1]
家庭での備えは万全ですか? 非常用持ち出し袋
リュックサックなど両手が使える袋に、3日分を目安に常備しておきましょう■日用品
□卓上コンロ□携帯ラジオ□懐中電灯□マッチ、ライター□ヘルメット□ロープ□予備の電池□包装用ラップ□生理用品□軍手□使い捨てカイロ□筆記用具□大きなゴミ袋□ティッシュ、ウェットティッシュ□防塵マスク
■食料関係
□水(1人1日3L程度)□乾パン、レトルト食品□鍋、水筒□ナイフ、缶切り
■安全対策
□救急医薬品□防災ずきん、帽子□常備薬の予備□底の厚い靴
■衣類関係
□衣類、下着□雨具□寝袋□タオル、毛布
■貴重品
□現金(小銭も)□印鑑□預金通帳、有価証券□連絡カード、身分証明書
[コラム2]
いざというときの連絡手段 災害用伝言ダイヤル171
電話がつながりにくい被災地への連絡手段として、NTTが提供している伝言システムです。毎月1日に体験利用ができますので、家族や親戚同士で練習しておくとよいでしょう。
□伝言の録音方法
1.「171」にダイヤル
2.ガイダンスが流れるので「1」を選択
3.ガイダンスが流れるので被災地の連絡を取りたい電話番号を市外局番からダイヤル
4.伝言を録音
□伝言の再生方法
1.「171」にダイヤル
2.ガイダンスが流れるので「2」を選択
3.ガイダンスが流れるので被災地の連絡を取りたい電話番号を市外局番からダイヤル
4.伝言を再生
[コラム3]
■避難をサポート
災害時に迅速に対応するための要援護者マップづくり
高齢者、障がい者などの要援護者を登録した名簿は、災害時に活用できるものでなければなりません。2007年能登半島地震の際、輪島市ではすでに整備されていた「地域見守りマップ」(要援護者名簿を地図に落とし込んだもの)をもとに、迅速な対応ができました。これはGIS(地理情報システム)と呼ばれるもので、地理的情報にハザードマップやバリアマップを組み合わせることで、要援護者がどのような状況に置かれているかを鳥瞰できます。今後の要援護者支援に欠かせないツールと考えられています。
障がい当事者の立場から様々な提言をしているAJU自立の家では、GISを用いた避難支援システムのモデル整備事業を、厚生労働省の補助を得て来年度実施します。自治体や関係施設での早期導入が望まれます。
[写真]9月に行われたセミナーでGISソフトについて説明がなされました
■避難生活をサポート
高齢者、障がい者、妊産婦のための避難所のあり方
発災後、無事に避難所へ避難できたとしても、そこでの生活はストレスの多いものとなります。障がいや病気を抱えた人にとっては、その負担はさらに大きくなります。プライバシーの確保と、車イス対応トイレの設置が課題です。また、こうした人たちのために、福祉施設などを使用しての「福祉避難所」の整備が求められてい ます。
[写真]プライバシーを確保する間仕切りと、簡易トイレ
【問合せ先】
AJU自立の家では東海豪雨を教訓に防災企画グループを立ち上げ、要援護者の避難支援・避難生活支援のための用具を開発・販売しています。
社会福祉法人AJU自立の家わだちコンピュータハウス
〒466-0025昭和区下構町1-3-3
TEL:841-9888FAX:841-3788E-mail:bousai@aju-cil.com
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●セカンドライフ開拓史
第二の人生を楽しく生きる中高年の方々に、その様子をリポートしていただきました。
開拓団員No.5 清水 敏宏
48年間勤務した公務員職・民間企業を70歳の誕生日に退職し、余暇をどう過ごすかが課題となった。鯨飲馬食な日々を過ごす自堕落な生活。こんなことでは余命幾ばくもないと反省し、何か打ち込める趣味が必要ではないかと考えた。そんな折に2年間、高年大学で学ぶ機会を与えられ、素敵な仲間と巡り会うことで充実した日々を送ることが大きな転機となった。陶芸クラブに入り陶芸三昧の日々。粘土をこねたり、ろくろをひくうちに時間はあっという間に過ぎてしまう。特に、絵付けをしたり、焼き上がる作品を思い浮かべながら釉薬を選ぶときが楽しく、想像と違った出来上がりに一喜一憂している。もともと手先が不器用で、 またセンスもないため、ガラクタばかりしかできないが、物を作り出す喜びの中で趣味の幅を広めるとともに、多くの人々と知り合い、交流を深めながら人間性も豊かになればすばらしいと思っている。
●障がい者のノーマライゼーション 「自分らしく生きるために」
障がい者・健常者の区別なく、自分が望むような生活をおくることのできる社会。そのためのノーマライゼーションについて広く考えていきましょう。
広汎性発達障がいの子どもたちが絵を通じて自己表現する場
「あとりえオリーブ絵画教室」
今年4月に絵画療法の理念をもとに開講した「あとりえオリーブ」では、広汎性発達障がいやダウン症の子どもたちが、のびのびと楽しみながら絵を描い ています。クレパス全色を並べるように塗りたい子、水だけで描きたい子など自分なりのこだわりがありますが、教室を主宰する久世さんは絵の「正しい描き方」を押し付けたりはしません。子どもの自主性に任せ、描きたいという気持ちをいかに引き出すかを考えています。学校ではきれいにまとまった絵を描いている子どもが、ここでは思いの丈をぶつけるかのように、勢い良く筆を走らせるそうです。「描くことで精神が安定してきます。この教室が息抜きの場になれば」と久世さん。一人ひとりの子どもの良さを見つけ出し、自信を育てています。
【問合せ先】あとりえオリーブ
開講日時:毎月第2土曜日、午後1時30分〜3時と午後3時15分〜4時45分の2回
場所:日本キリスト教団名古屋桜山教会
対象:年中〜小学生の広汎性発達障がい児
月謝:1,500円(入会金1,000円)
【問合せ先】久世賀子 TEL:842-0232(午前8時30分〜午後9時)
E-mail:gaco-tama@c.vodafone.ne.jp
[写真]紙や絵の具をうれしそうに手にする子どもたち
●専門家に聞く 健康長寿のための習慣
長寿大国と言われる日本ですが、いくら長生きしても健康でなければ人生を楽しむことはできません。健康を保つためには毎日の生活習慣に留意することが大切です。その秘訣を各分野の専門家に聞きます。
充実した生活を送るには寝たきりにならないことが大切です
きまた整形外科クリニック院長 木俣一郎さん
[写真]「何より転ばないように気をつけましょう」
高齢者になっても活動的で充実した生活を送るためには、寝たきりにならないことが大切です。高齢者が寝たきりになる1番の原因は脳卒中ですが、2番目の原因は転倒した際の骨折だということはご存じですか?高齢者が骨折をすると治りが遅いだけでなく、リハビリに時間がかかったり、完治した後もケガを恐れて外に出るのが億劫になったりし、それが寝たきりの原因になることもあります。骨折を防ぐには、「転ばないようにすること」が何よりも大切です。ただ、高齢者になると骨粗しょう症という病気にかかりやすくなります。この病気になると、ささいな動作でも骨がつぶれたり、ただ歩いているだけでも骨折したりする可能性が高くなりますので、骨粗しょう症にならないように日頃から気をつけましょう。
では、何に注意をしたらよいでしょうか?日常生活の中で、以下の3つのことを心がけるようにしましょう。
1ウォーキングなど適度な運動をする(運動が難しいようなら、腰をかけたまま膝を伸ばす)
2カルシウムを多く含んだ食事を摂る
3日光浴で、健康な骨を作るのに欠かせないビタミンDを摂取する(ただし長時間直射日光に当たらないようにする)
他にも、歩行時につまずきやすい段差や滑りやすい場所をなくす環境づくりも転ばないことにつながります。
【問合せ先】きまた整形外科クリニック
診療時間:月〜土曜日/午前8時40分〜12時、月〜水、金曜日/午後4時10分〜7時
休診日:木・土曜午後、日曜祝日
住所:昭和区滝川町47-1ウッディプラザ八事1F
TEL:837-5670
●子育てママとパパの味方 こんなのみぃ〜つけた!
子どもと一緒に楽しめ、そして何よりママたちが笑顔でいられるように。
そんな子育てサークルや子育てサロン、お役立ち情報を紹介していきます。
Vol.2 地域ぐるみで子育てを応援する「たんとハウス」
0歳から1歳前後の親子が集う「たんとハウス」。マンションの一室は、友達の家にでも遊びに来たようなくつろいだ雰囲気の空間です。毎週月、水、金曜日の午前9時30分から午後1時までは、予約も要らず、いつ行っても、いつ帰ってもOKという「らららルーム」を開催しています。特に決まったプログラムはありませんが、子どもたちを自由に遊ばせながらママ同士がおしゃべりをしたり、地域の情報が得られたりするので、多いときには10組近い親子が訪れることもあるそうです。らららルームではお昼の時間を設けているので、持参をすればここでランチをすることもできます。こういった子どもサークルでランチの時間を設けているところは少ないので、ママたちの評判は上々です。
スタッフには子育てが一段落した先輩ママもいるので、子育てのいろいろな悩みや不安を相談することもできます。「同世代のママたちだけでは解決できない子育ての悩みってあると思います。そんなとき、いろいろな世代のスタッフも交えて解決の糸口が見つかれば。ここは、地域のたまり場のような場所でありたいですね」と代表の江口さん。子どもたちと楽しく遊びながら、情報交換や子育ての思いを語り合ってみませんか?
【問合せ先】たんとハウス「らららルーム」
開催日:毎週月、水、金曜日午前9時30分〜午後1時
場所:昭和区八事本町26-15八事本町ビル101
参加費:1回300円、1ヶ月1,000円(フリーパス)
※お昼は持参してください。
※たんとハウスでは、0才と保護者を対象にした「ばぶちゃん地域デビュー講座」や、1才からの子どもと保護者を対象にした「ぽっぽサークル」も開催。詳しくは下記までお問い合わせください。
主催:NPO法人わが家流子育て応援団ふりあん
TEL・FAX:602-8388 携帯電話:070-5442-3605
http://www.furian.com/
[写真]室内には木のおもちゃや手作りのおもちゃ、絵本などいろいろな遊び道具が揃っています
[写真]8組もの親子が遊びに来ていました。みんな仲よくパチリ
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●「昭和区をこんなまちにしたい!」あなたの声を聞かせてください
〜「昭和区社協・第2次地域福祉活動計画」策定にむけて〜2
7月8日の第2回策定委員会では、これまで作業部会や専門職部会で考えてきた(1)「昭和区をどんなまちにしたいか」「何を大切にしていくか」=計画の理念と、 それには(2)「どんな課題があるか」を整理し、次のようにまとまりました。
(1)計画の理念
○安心してあたりまえに暮らせるまち
○みんながふれあいつながれるまち
○お互いに支え合い助け合えるまち
(2)課題
○福祉意識が低い
○つながりが減っている
○地域の担い手不足
○多様な福祉ニーズ
○サービスの質の確保
○情報が届いていない
これらを解決するために(2)「どんなことができるか」ということについて、「福祉意識」「場づくり」「担い手」「福祉課題」という4つのテーマに分かれた作業部会と専門職部会で具体的に話し合っています。また、同時に学区ごとの計画づくりプロジェクトも進めているところです。
計画策定の経過について、ホームページ上でもお伝えしています! みなさんからのご意見もぜひお待ちしております。
詳しくは…http://www. showaku-shakyo.jp
[写真]滝川学区の計画づくりの様子
●昭和区共同募金委員会からのお知らせ
■ご協力ください!赤い羽根共同募金
平成20年度目標額 10,643,000円
一般募金 10,226,000円
歳末たすけあい募金 417,000円
今年で62回目となる赤い羽根共同募金運動が10月1日から12月31日まで全国一斉にはじまります。皆様からお寄せいただきます募金は、愛知県共同募金会でまとめられたのち、約2割は愛知県内の民間社会福祉施設の整備などに活用され、約8割は昭和区社会福祉協議会へ配分され、昭和区内の地域福祉活動等へ役立てられます。皆様からの温かいご支援を心よりお願い申しあげます。
なお、共同募金の詳しい使い道は、赤い羽根データベース「はねっと」で公開しています。
(http://www.akaihane.or.jp/hanett)
■第二回赤い羽根チャリティ展覧会開催
昨年好評だった「赤い羽根チャリティ展覧会」を今年も開催します。東海地方のクリエイターや障がい者の方などの絵を展示・販売。売上の一部を赤い羽根共同募金に寄付します。
日時: 10月6日(月)〜12月20日(土) 午前9時〜午後5時
<11月15日(土)は午後1時まで、12月20日(土)は午後3時まで>
<日・祝日は閉場>
場所:昭和区在宅サービスセンター2階廊下
主催:昭和区社会福祉協議会、ミニチュアガーデン
[告知イラスト]23名の温かな作品が並びます
●玉腰先生のココロまんぷく お料理レシピ
[写真]管理栄養士:玉腰明子「手軽につくれて栄養いっぱいのレシピをご紹介します!」
vol.9 骨元気! 豆乳スープ
大豆製品に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンに似た働きがあることから、骨量の低下を予防すると言われています。低脂肪で高タンパク、カルシウムを含む大豆は、骨粗しょう症予防の強い味方です。
■材料(4人分)
・ 豆乳 2〜3カップ
・ 白菜 3〜4枚
・ ニンジン 小1/2
・ タマネギ 1/2ヶ
・ まいたけ 1/2パック
・ あさつき 2〜3本
・ とり肉 100g
・ だし汁 適量
・ みそ 適量
(野菜は好みによって何でも入れてください)
■作り方
1. 白菜とタマネギを細めに切り、ニンジンはいちょう切り、まいたけととり肉は食べやすい大きさに切る。
2. 材料をだし汁で柔らかくなるまで煮込む。
3. 豆乳を入れ、みそで味付けする。
(豆乳を入れ煮立たせるとダマになりやすいので、火加減に注意しましょう)
4. 盛りつけたらあさつきを彩りとして加える。
■ポイント:だし汁とみその代わりに、固形スープと塩こしょうで味付けをすれば洋風スープになります。
●投稿王国
写真「笑顔」
皆さんから寄せられた素敵な笑顔の写真の中から1点をご紹介します。
撮影者:中村美木さん(73才)
「今年のどまつりで撮影しました。若者にまじって小さいお子さんが踊っていたのが印象的でした」
■募集&プレゼント 次号の投稿内容は、「あったかいもの」です。皆さんがあたたかく感じたものを写真に撮って、住所・氏名・年齢・電話番号をお書き添えの上、12月末日までに昭和区社会福祉協議会までお送りください。採用された方に、図書カード千円分を差し上げます。応募先は右下の問合せ先をご覧ください。お待ちしています。
●講座・案内
福祉推進を目的とした各種イベント、行事、講座等(原則無料のもの)を紹介します。
「昭和区子育て広場」のご案内
毎日の子育ての中で、育児に関する不安や悩みを持ったり、育児仲間を求めたりしているお父さんお母さんのために、昭和区の保育所が中心になって保育の専門家がいろいろなプログラムを用意 してお待ちしています。親子で楽しいひとときをお過ごしください。昭和区の子育てパートナー「保育協会」がお手伝いします。事前申込不要、入退場自由ですのでお気軽にお越しください。
■日時:10月15日(水)午前10時〜正午
■場所:昭和区役所講堂(2階)※駐車場の確保はしていませんので、公共交通機関でお越しください
集まれ!ボランティア「第15回ボランティア交流会(15周年記念)」
ボランティアをしている方はもちろん、興味のある方やこれから始めたいと思っている方も大歓迎。ぜひお越しください。
■対象:乳幼児と保護者
■内容:赤ちゃん・あそび・絵本コーナー、手作りおもちゃの紹介、育児相談など
□主催:昭和区保育協会
□共催:名古屋民間保育園連盟、昭和区社会福祉協議会、昭和区役所、昭和保健所
■問合せ先:昭和区役所民生子ども課民生子ども係(1階12番) TEL:735-3902 FAX:731-8900
吹上まつり
知的障害者通所授産施設を地域開放するお祭りです。
■日時:11月2日(日)午前10時〜午後1時30分
■場所:吹上授産所(吹上町1-35-7)
■内容:バザー、模擬店、アトラクション(ジャグリング、ビンゴ大会等)
■参加費:無料 ■定員:制限なし
□主催:吹上まつり実行委員会(吹上授産所)
■問合せ先:吹上授産所 担当/貝沼、山本 TEL・FAX:741-1419
おもちゃ図書館引っ越します!
9月まで「桜山いこいの家」をお借りして実施してきましたおもちゃ図書館「昭和区おもちゃライブラリーポッポ」は、10月18日(土)から昭和区在宅サービスセンターに移転することになりました。移転に伴いまして開館日時も変更しますのでご注意ください。
■場所:昭和区在宅サービスセンター 2階研修室
■開館日時:第3土曜日午前10時〜午後3時
■問合せ先:昭和区社会福祉協議会 TEL:884-5511 FAX:883-2231
●寄付
次の方々より本会へご寄付いただきました。寄付金は昭和区の社会福祉推進に有効に活用させていただきます。ありがとうございました。
・ 株式会社成田屋様
・ 名古屋ヤクルト販売株式会社様
・ はつらつクラブ様
はつらつクラブから
昭和区はつらつクラブでは、参加者手作りの小物を「昭和区の福祉まつり」(8月24日)のバザーに出品し、収益金の40,700円を名古屋市福祉基金と昭和区福祉基金へ寄付しました。皆様ご協力ありがとうございました。
●編集後記
・防災は実感が持ちにくいのですが、取材の中で日ごろの心構えと備えが大切だと感じました。Y.T
・日頃のご近所付き合いがいざという時の安心を作るんだと実感しました。T.T
●「こころんねっと第9号はいかがでしたか?」
「こころんねっと」へのご意見、ご感想をお寄せください。お待ちしています。また、目の不自由な方へ、この情報紙「こころんねっと」を録音したカセットテープの貸し出しを行っています(無料)。ご希望の方はご連絡ください。講座案内の掲載についてもお問合せください。
社会福祉法人名古屋市昭和区社会福祉協議会
[イラスト]社協の地図
【お問合せ先】
〒466-0051 名古屋市昭和区御器所三丁目18番1号
TEL:052-884-5511 FAX:052-883-2231
E-mail:fukushi@showaku-shakyo.jp
URL:http://www.showaku-shakyo.jp
【交通のご案内】
地下鉄:鶴舞線「荒畑」駅4番出口から徒歩5分
市バス:栄20系統・昭和区系統(右まわり・左まわり)「荒畑」下車
発行 社会福祉法人名古屋市昭和区社会福祉協議会
〒466-0051 名古屋市昭和区御器所3-18-1
TEL:052-884-5511 FAX:052-883-2231
E-mail:fukushi@showaku-shakyo.jp
URL:http://www.showaku-shakyo.jp
編集 株式会社リベルタ
〒468-0011 名古屋市天白区平針2-1111
A2ビル207号
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