■災害ボランティアセンターとは
災害VCとは、ボランティアを受け入れ、被災者のニーズ(要望、困りごと)に合わせてボランティアを紹介する等の調整を行い、ボランティアが円滑に活動できるように支援するための拠点です。
本市の災害VCは、行政が設置し、社会福祉協議会やボランティア、NPO等が運営を行う「公設民営」型のセンターです。平常時に常設せず、災害発生後に、被災の規模を鑑み、市内の被災地近辺に設置されます。
■災害ボランティアとは
阪神淡路大震災が発生した平成7年は、日本における「ボランティア元年」と呼ばれています。 多くの人々が、「何か自分でできることはないか」という想いを胸に、現地に向かいました。
その数は、2ヶ月で100万人以上にものぼり、そのうち6〜7割は、初めてボランティア活動に参加した人だと言われています。
阪神淡路大震災以降、日本各地で数多くの災害が発生しています。近年では、大規模災害が発生すると、災害VCが設置され、ボランティアが支援活動を行うのが、ごく自然の流れかのように受け入れられているほどです。
本市においては、平成12年の東海豪雨ではじめて災害VCが設置され、その後、平成20年8月末豪雨や平成23年の台風15号の際などは、災害VCを設置する規模ではなかった状況下でも、臨機応変に対応して、復旧支援や生活支援の一端を担いました。
災害ボランティアは、今や被災地において欠かせない存在になっています。 |